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沈まぬ太陽のあらすじ

沈まぬ太陽のあらすじを調べてみました。
ただし、原作のあらすじですので、映画「沈まぬ太陽」とは
異なるかも知れません。

沈まぬ太陽、原作は山崎豊子で5冊出てます。

    
 
沈まぬ太陽関連商品

沈まぬ太陽は、山崎豊子原作なので、白い巨塔や不毛地帯と同じく
モデルとされる企業や人物が実在します。

あらすじとしては、国民航空社員で労働組合委員長を務めた主人公、
恩地元が受けた不条理な内情を描き、人間の真実を描いた作品、
と簡潔にまとめれば、こんな感じ。

ただし、この国民航空のモデルが日本航空であり、
主人公のモデルが日本航空元社員・小倉寛太郎なのがややこしい。

大企業にありがちの、フラッグ・キャリアの腐敗と、
単独機の事故として史上最悪の死者を出した日航機墜落事故を
主題としていることも、ちょっとした論争になりました。

作者の山崎豊子が労働組合と「対立していた経営陣への
取材活動を行わなかった、という点も非難されました。

また、事実とそうでない部分が混ざっている事から、
全てを事実と思われて困る、ということも。

一方に偏った視点から白と黒を別けるような書き方が目立つ、
ということも非難の対象でした。

どうしても、経営者側が黒、という書き方になってしまいますし、
してもいない言動で経営者側を非難する人が出ても、
証明のしようがないんですよね。

それに、遺族の気持ちもありますし。

大事故や大惨事は、記録しておくことに大きな意味を持ちますが、
その被害に遭った人間にとっては、つらい記憶をムリヤリ
掘り出されるし、思い出したくないこともある。

それを、「わたしは書くことに意義がある」とか「ジャーナリストとして
伝える義務がある」なんて、しらけた正義を掲げた非人道的な行動をする
人間もたくさん沸いてでるわけですよ。

兵庫県南部地震の時がそうでした。

あの時のマスコミや、「この惨事を後世に伝える」ことを名目に、
救助もままならない状態の現場を踏み荒らす人間がたくさん居ました。

そういう行為によって受けた傷は、人的災害として深く残ります。

だから遺族の方が嫌がる気持ちもよく分かります。
が、日本航空がそれを盾にして映像化を拒否するのはどうかと。

マスコミのスポンサーですからね。

何度も何度も映像化の話が出ているのにも関わらず、
立ち消えになるのは、CMスポンサーとして付いてもらえなくなるから。

なんか、あらすじや現実を調べれば調べるほどに、
色々と考え込んでしまう作品ではあります。

骨太作品ではありますが、少し知識を蓄えてから見たほうがいいかも。



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