佐藤浩市の主演映画(来年1月24日公開予定)「誰も守ってくれない」の
スペシャルドラマ版「誰も守れない」が、映画公開日の午後9時からフジテレビ系で
放送されることになりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081121-00000050-sanspo-ent
チラリと見ただけでは、ドラマタイトルが似てることもあって、よく分からないんですが、
ドラマと映画は一対の内容になってるそうです。
映画「誰も守ってくれない」は、容疑者の妹を刑事が保護する「加害者家族」が
テーマになっています。
これに対し、ドラマ「誰も守れない」は映画の4ヶ月前の設定になっていて、
犯罪被害者の家族を保護する「被害者家族」がテーマになっているというもの。
つまり、同じ主演(佐藤浩市)に、同じ役柄設定で映画とドラマが
対極のストーリーになっていて、同じ事柄を真逆の視点から見られるようになってる、
ということなんですね。
この真逆の設定になってるものが、映画公開初日の夜9時に放送されるという、
相乗効果を狙ったとはいえ、初めてであり、異例でもある試みになってます。
この異例のドラマが生まれたきっかけは、企画を手掛けたフジテレビの亀山千広さんが
撮影現場で佐藤と松田龍平の刑事コンビの演技を見るうちに、
「この2人でドラマも作りたい」と考えたことだそうです。
考えただけでなく、実現させることもすごいんですが、とにかく映画の4カ月前を舞台に、
劇中では描ききれなかった佐藤と松田の刑事コンビの活躍がドラマになりました。
ドラマのラストシーンが映画のオープニングにつながる設定となっているそうで、
映画とドラマで二度楽しめる設定になっています。
映画の監督が君塚監督で、プロデューサーが亀山氏って「踊る大捜査線」の
コンビですよね?
踊る大捜査線シリーズのドラマから映画に、という路線は今では当たり前ですが、
当時は画期的でした。
そういや、邦画がハリウッド映画より興行収入で上を行くようになったのも
踊る〜以降の出来事ですよね。
そう考えると、この君塚&亀山コンビって、今までにない画期的な出来事を
起こす力を持ってる人たちなんですよね。
この踊る大捜査線コンビは、今回のドラマにも相当自信を持ってるらしく
ドラマ・映画ともに大ヒットになってる「相棒」に勝てると思ってる、とも
発言してるみたいです。
映画の「誰も守ってくれない」は「第32回モントリオール世界映画祭」で
最優秀脚本賞を受賞したほどなので、脚本はとてもよく出来てるようなので、
自信があるのも良いのですが、それが相棒を越えるかは謎ですね。
映画公開→映画人気→ドラマ始まる、というのは今までにありましたし、
その場合なら、映画人気をドラマにも呼び込めたのでしょうけど、同時公開という状態で、
ドラマまでが相棒を越える人気になるでしょうか?
ちょっと変わった形の「スピンオフ」ドラマですよね、これって。
相棒ファンとしては、それでいきなり相棒に勝てるとか言われても・・・と、
多少ムッとする気持ちもあるw
「誰も守ってくれない」と「誰も守れない」と、同じものを対極の視点から見られる、
という思いつきは、とてもおもしろいと思うけどね。
でも、片方が気に入らなければ両方おもしろくない、と感じる危険もあるかな〜と思う。
それと、ドラマの「誰も守れない」を見てて被害者家族に感情移入した後に
映画の「誰も守ってくれない」を見て、加害者家族に感情移入できるんだろうか?
被害者家族に肩入れしたまま見たら、めちゃくちゃ腹が立ちそうな気がする。
それかどちらも苦悩も分かって、どっちを見ても悩むんだろうか?
それはそれでしんどいなぁ。
社会派というか色んな事実や心情を基に作るドラマや映画が増えたけど、
出来ればどちらか決まった方に感情移入できるもののがありがたいかも。
勧善懲悪が決まりきってるのも、おもしろくないかも知れないけど、
自分の感情が振り回されまくるのは、しんどいなぁと感じるのは、
自分が年をとってきたからかも知れないw
お年寄りが時代劇好きな理由が、ちょっと分かるようになった、今日このごろ。
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