体操男子・日本のエース冨田洋之選手がが今季限りで現役を引退すると発表されました。
今月15日にある豊田国際と12月のワールドカップシリーズへの出場が最後となります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081108-00000042-mai-spo
米田・鹿島の引退に続き、まさか冨田くんまで引退するなんて・・・。
これでアテネに出場した選手の半分が現役引退、ということになりますね。
ニュースのタイトル見たとき、思わずモニターの前で叫び声を上げてしまいました。
本当に、本当に!残念でしかたありません。
北京五輪での団体金メダル、日本のお家芸体操の復活は富田選手がいなくては
実現しないものでした。
一見地味に見えるけど、指の1本1本まで、足のつま先までピンと伸ばす、
ということが、いかに難しく、そして美しいものなのかを教えてくれた選手でした。
それは、まさに「日本の体操」とも言えるもので、
これぞ日本が世界に誇る体操だったと思います。
それを見事に体現したのが冨田選手の体操は、難易度は高いけど力で持っていく、
という体操ではなく、静かで美しい体操でした。
技術の高さと練習量に裏づけされた圧倒的な実力を、淡々と見せる姿が好きでした。
体操に力強さ、という観点だけでなく、美しさという要素を加えた選手でもありました。
不必要な派手さはないのに、不思議と見るものを惹きつける演技が出来る選手。
余分な力が入って見えず、本当に簡単そうに技をこなしていく完成度の高さは圧巻でした。
日本だけでなく世界という視点から見ても、体操史上に残るべき名選手だと思います。
世界の選手からも尊敬される選手ですし。
それがもう見られなくなるなんて、信じられません・・・。
体操界のトップを走り続けるのは無理だとしても、塚原選手のようにベテランの強みを
十分発揮していく選手になるだろうと思ってたのに・・・。
冨田洋之選手本人が「体力の限界」としているようなので、これ以上頑張れなんて
言えはしませんが、ただただ残念です。
残念ですが、本人が決めたことならお疲れさまと申し上げます。
怪我やメダルへのプレッシャー、エースとしての期待・重圧、それらは想像以上の
つらさだったと思います。
そんな中、常にトップで居続けることで日本の体操界を引っ張り続けてくれてありがとう。
出来る事なら、今後も指導者や解説などで、体操に関わって欲しいと思います。
冨田選手の信念や経験、そして演技の完成度の高め方などを伝えて行って欲しい。
引退しても、わたしにとって体操男子エースはこれからもずっと冨田洋之選手です。
体操の素晴らしさ・美しさ・力強さ、魅力を存分に見せてくれて、
本当にありがとうございまいした。お疲れさま。
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