子供の世界でも大人の世界でも「いじめ」が社会問題と
なっているようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080729-00000083-zdn_mkt-bus_all
日本産業カウンセラー協会が、企業の人事担当者などを対象に
アンケート調査で「あなたの企業でいじめが起こったことはありますか?」
と質問したところ、74%が「ある」と回答したそうです。
子供の世界は、大人の世界の縮図とはよく言ったものです。
「いじめ」問題は、どの世界でも起こる問題で、しかもハッキリとした
解決方法があるわけではない、難しい問題ですよね。
最近、急に増えてきたように言われてますが、昔から職場内での
いじめはあったように思います。
それを「我慢が足りない」「そんなことくらいで」と
一方的に被害者を責めていただけだったのが、ここ数年で
「パワーハラスメント」という言葉が浸透したお陰で、
「これはいじめでだ」と認識されてきただけだと思います。
セクハラの時も同じ構図でした。
昔から性的ないやがらせはあったものの、ちょっとした冗談だ、
とか、これくらい大人なんだから聞き流せ、と、あくまでも
加害者側の言い分を支持していたものが、セクハラという言葉が
浸透すると同時に、罪を罪である、と訴える人が増えただけで、
昔から被害者は存在したんです。
「いじめ」も同じ構図だと思います。
「これは指導だ」「部下のためを思って」「これも仕事のうち」
などという言葉を盾に、色んなことを押し付けてた人の行動を
「あれはいじめだ」と認識する人が増えたんです。
ただ、セクハラもパワハラも、加害者側はいつまでも昔の意識のまま
変わらないのが問題なんですよね。
嫌がってる人がいるから、やめる。
こんな簡単なことが出来ない。
「自分はそんなつもりはなかった。だから大げさに受け取るお前がおかしい。」
加害者の言い分って、こういうことでしょ?
でも被害者側は、それが嫌でたまらない。
なのに、立場が上だという事で「職場での立場」を盾にして
攻撃してくる加害者側は、罪の意識もない。
これは、周りも含めて「大げさだ」と捉えるか「相手が嫌がってるか」
と捉えるかで、その後の対応にも差が出るんでしょうね。
あと、加害者の立場が上の方になればなるほど、いじめた事実が
なかったこととして処理される率も高くなるんでしょう。
もう、こうなったら辞職するしか手が残されてないのがつらいですね。
法の下に裁こうにも、かなり不幸な状態になってからでないと
動かない。
残念ではありますが、「自分が○○だから、相手が嫌がるのが悪い」
と考える人間は、いじめ以外のことでも、自分で考える力や
良い方向へ修正する自浄作用のものは、存在しません。
決定的に、相手の立場を思いやる想像力に欠けているのでしょう。
そんな人間の自浄作用に期待するより、法的に罰するほうが
効果があると思います。
「話せば分かる」人間は、最初からそんなことしないんです。
分からない人間は、自分が痛みを感じるまで分かりません。
痛みを感じてさえ、分からない人も居ます。
そんな人の為に、犠牲になる人が出るくらいなら、
加害者側に罰則を与えるべきだと思います。
企業の人事担当に訴えるのではなく、外部に専門機関を置いて、
「いじめ」を放置した企業ごと罰則を与えるくらいしか、
社会全体の意識を変えるのは無理なんじゃないかな?
なんでも罰を与えろ!とは思いませんが、正直者がバカを見る、
という現状にただ耐えるだけよりは、よっぽど良いと思うのですが……。
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